地域の紹介


南相馬市原町区について
福島県南相馬市原町区は、国の重要無形文化財である「相馬野馬追」の祭場地があることで知られる南相馬市の中核・中心地で人口も多く、商業・行政の中心機能を持つ地域です。 東日本大震災からの復興が進み、福島イノベーション・コースト構想の一環でロボット開発・検証環境が整備されています。 夏は涼しく冬は降雪が少ない穏やかな気候で、豊かな自然が魅力のこの地は「住みたい田舎」ランキングでも上位に選ばれるなど、移住先としても多くの人が注目しています。


鶴谷スポットのご紹介

信仰と古くから伝わる物語

「大谷沢」と呼ばれていたこの地は、元禄元年(1688年)時の相馬藩主が小鶴ヶ池の傍に詩碑を建立し、名所の鶴にちなんで「鶴谷」と改めたと伝えられています。

鶴の云われは他にもあり、日本昔ばなし「行徳じいさんと鶴」は、ここ鶴谷にある「小鶴明神」にまつわる話です。

ゆでた卵を生き返させる為に鶴が咥えてきた「反魂木」を御神体に、安産の神さま・雷神さまとして今も信仰されています。

他にもかつて相馬藩の寺子屋で今も境内に国の文化財指定の撞鐘を携える長松寺、村社として信仰されている神社綿津見神社などの見どころとなる歴史的資産が点在しています。

砂鉄の精錬が行われていたことを示す化石が出土し、又 五治郎内古墳群など、歴史や民話が多く存在する情緒を感じる原風景が広がっています

小鶴明神

小鶴明神

この地が発祥の「行徳じいさんと鶴」という昔話は、某人気アニメ「日本昔話」となって親しまれ、伝えられています。


長松寺

相馬藩の寺子屋であった長松寺の末寺として、明治4年の信教改革時に「鶴谷山長松寺」と合寺改名され現在に至ります。

境内には国の文化財指定の撞鐘が釣り下がっており、過去には天然記念物の「モッコク」の大木がありましたが、台風で倒れてしまい今はありません。


長松寺


長松寺の撞鐘


綿津見神社

文政2年(1819年)に建替え、明治13年に拝殿の新築や改築され、現在の神殿は昭和11年に起工・竣工し、翌12年4月8日に遷宮式を行ったとの事です。

御神体として、白馬にまたがった八龍様の像が安置されているとの事です。

村社として信仰され、大切に管理されています。

綿津見神社
綿津見神社

地域の発展を支える豊かな水資源

鶴谷では古くから水を確保するための二つの大きな貯水池(割羽迫貯水池と長峰貯水池)のほか多くのため池と、鶴江川の水を耕作に用いてきました。

現在では横川ダムから貯水池へ水が供給されており、豊かで良質な水がこの地域の稲作を支えています。

長峰貯水池

長峰貯水池


割羽迫貯水池

割羽迫貯水池

秋を彩る赤い羽根

7月のはじまる頃、鶴谷の田んぼで生まれたトンボは暑い夏を遠くの山々で過ごし、収穫の頃には赤トンボとなって戻り、黄金色に広がる秋の景色をキラキラと彩ります。

こうした四季折々の自然とともに歩んできた鶴谷の歴史や人々の暮らし、語り継がれてきた民話は、「鶴谷小史」や「郷土民話」としてまとめられ、今も地区の方々に伝承されています。

鶴谷の田んぼで生まれたとんぼ

郷土民話と鶴谷小史

郷土民話と鶴谷小史